2008年6月4日水曜日

XMLコンソーシアムWeekデモ、密かにピンチ脱出

今日はXMLコンソーシアムWeek2日目。
リッチクライアント部会として講演の機会をいただき、(ボクの段取りの悪さが露呈して講演者交代の際にグダグダになってしまいました…)デモしてまいりました。

ボクはSilverlightのLinux版実装であるMoonlightのデモ担当。
先立って日立ソフト宮崎さんがSilverlightの解説講演で表示したものと同じデモを、Moonlightでも実施。
「ほら、こんなにサクサク動きます」
と、動きの悪いMoonlightのデモをご覧いただき、一部で笑いをいただくことができました(そこが目標か!?)


しかしこの、5分足らずのデモに向けて、実はとんでもない冷や汗をかいておりました。
16時過ぎからの講演に向けて、会場で他の方のセッションを聞きながら準備していたのですが、その最中にとんでもないことに気付いてしまったのです。

ボクがやるのは、SilverlightのLinux版実装。
当然、Linuxマシンで動かさないといけないので、とりあえず環境としてWinノートに入れているVMWare上のUbuntu Linux 7.10を使い、Firefoxに Moonlightを突っ込んでデモすることにしていました。

ボクのプレゼン時間は短いので、スライドからすぐにデモへ移れるように、と思い、事前に表示するSilverlightを使ったページを表示させとこうと思い、準備を始めました。
悲劇は、この事前準備が必要だということに、当日の会場で気付いてしまったこと。

当然、セミナー会場で受講しているボクに、自分のPCのネットワークへの接続環境なんてありません。
なので、準備するには
1.VMWare Playerを起動
2.VM上のUbuntu Linuxを起動
3.UbuntuのFirefoxを起動
4.ホストOSであるWindows側で、FOMAを使ってネットに接続
5.Ubuntu(ホストOSのネットワークを利用してネットへ接続)でSilverlightページへアクセス
6.動作確認、ページを閉じずに待機
となるわけです。

が。

2の時点でVMWareがエラーを表示。
「ホストOSがネットワークに繋がっていないから、ゲストOS(Ubuntu)もネットワークに繋げない」
とのこと。

とはいえ、オンデマンドで、Ubuntuが起動した後もWindows側でとにかくネットに繋いじゃえば何とかなるだろう、なんて思っていたら、どうやらネットワーク関係の処理は初期起動時にOn/Offで決まってしまうらしく、結局ネットには繋がらず。



大慌てで会場から自社の事務所に戻り(徒歩の範囲内でよかった…)、ネットに繋いだ状態でUbuntuを起動、Moonlightの動作確認。
念のため、最悪の事態を想定して画面キャプチャを撮り、Ubuntuもその中のMoonlightも起動した状態でサスペンドさせ、再度会場入り。

Firefoxの、Moonlightを表示させたタブを閉じないように気をつけながら、このエントリーの最初に繋がります。
とりあえず、動くものを見てもらうことができてよかった・・・。


それにしても相変わらずIdbAのことは一切喋らなかったんだけど、
そろそろ社長に「オマエ何がしたいんだ」って突っ込まれそうです。

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